須坂長野東インター周辺開発

日付:2019年11月09日 | カテゴリ:行政/計画

東側ものづくり2次用地8.8haを除外
 上信越自動車道須坂長野東インター周辺の開発計画について、須坂市は高速道の東側のものづくり産業2次用地(8.8ha)を今回の開発計画から外すことを決めた。また、周辺道路の改良計画の詳細を明らかにし、県道村山綿内停車場線と幸高福島交差点までのL935mは新設道路として整備。このほかの周辺道路は現道を拡幅する。
 11月7日夜に開いた同開発計画の地元説明会で須坂市が説明したもの。開発は(1)物流関連産業(12.5ha)(2)観光集客施設(25.3ha)(3)ものづくり産業1次用地(9.5ha)(4)ものづくり産業2次用地(8.8ha)−で計画を進めていたが、ものづくり産業2次用地は、進出企業らが策定する地域経済牽引事業計画が進まないことや地域未来投資促進法の期限となる2023年3月末の期限までに間に合わないことを理由に挙げた。これにより、(1)(2)(3)を開発予定地として開発事業者の長工(三重県)が用地交渉を行っており、これまで地権者の8割以上の同意を得ているという。また、(1)(2)については地域経済牽引事業計画が今年の9月に県から承認を得ており、残る(3)についても2019年度中に県から同意を得る目標で進めている。
 開発計画地一帯は市街化調整区域のため、建物などの高さは(1)と(3)が工業系地区として高さ20mまで、(2)が商業系地区として高さ31mと制限した。これまで、イオンモール(千葉市)、ルートインジャパン(東京)、大和ハウス工業(大阪市)などが同事業計画に進出を持っている。(3)には鈴木(須坂市)とオリオン機械(同)が製造拠点を置く方針。 
 今後は20年度に用地取得と農振除外、地区計画、開発行為許可を行い、造成工事に着手する。21年度に建築工事、22年度に造成と建築工事を完了させ事業の開始を目指す。

新設道L935m千曲川堤防と接続

 インター周辺の道路計画は、全体でL約4600mを改良する。主に既存道路を拡幅する計画で、新設は千曲川堤防道路の県道村山綿内停車場線から井上小学校福島線交差点(L750m、W11.5m片側歩道含む)と井上小学校福島線交差点から幸高福島線交差点(L185m、W18m両側歩道含む)までの延長L935m。このほか、旧屋代線を活用するなどして、アクセスの利便性向上と渋滞解消、交通安全対策を行う。
 道路整備は市が実施する。19年度中に交通処理計画をまとめ、一部は19年度末にも設計業務に着手する見通しで、20年度から工事着工など具体的整備に取り掛かる。
 説明会では、台風19号の被害を受けて浸水対策の意見が挙がり、市は開発区域内に調整池を設けるほか、福島排水機場の機能強化を検討するとした。災害時には物流支援の拠点になるとして、進出企業も避難所となるように嵩上げなどをして浸水に備えるとしている。

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