佐久市 野沢会館基本設計案まとまる

日付:2019年11月09日 | カテゴリ:工事/公共建築

敷地の北側に2階建て延べ3000㎡、既存一部活用
 佐久市野沢会館(取出町)の建て替えについて検討する野沢会館改築検討委員会は11月7日、第4回の会合を開き、施設の配置と平面計画図案について協議した。配置場所は当初の計画から変わらずに、施設の北側に既存施設を一部活用して配置。駐車場は既存建物を解体した跡地に整備する。2020年度から実施設計と解体1期工事、21年度から22年度にかけて建て替え工事を行う。
 市は、基本設計がまとまったことを受け、主案と副案の2案を提示した。これによると主案は、1階に広いエントランスホール(82.25㎡)、2階は自習室(159.25㎡)などを設け学生などが利用できるようにした。日照については、北側の住宅地に影響が出ないように配慮したほか、行政機関の機能をメインエントランス付近に配置することで利用者に使いやすく、1カ所に集中させることでワンストップ機能も可能できることが大きな特徴。
 新たな施設は延べ面積が3000㎡を上限とし、機能は◇大会議室や音楽・多目的室自習室などの貸館(1400.50㎡)◇野沢公民館、市民活動サポートセンター、野沢包括支援センターなどの行政機関(252㎡)◇エントランスなどの共用部分(1347㎡)−を設ける。共用部分を除けば、現施設より約半分の面積になるという。
 駐車場は約150台。野沢会館と振興公社事務所を結ぶ通路は屋根付きのキャノピーを設置し、バリアフリーの駐車場、バックヤード、歩行者通路の確保などを整備する予定。
 開館予定は22年度末ごろ。23年度は残る既存建物の解体2期工事、24年度に外構工事を行うスケジュール。
 このほか、現在入居する外郭団体などの事務所は、市振興公社の事業主体で整備する方針で敷地の西側に別棟として整備する計画。現在は入居意向を確認している。
 基本設計と解体設計は佐々木設計(佐久市)が担当。野沢会館はS造一部3階建て、延べ1万2504㎡、1976年築。生涯学習センター、佐久広域連合、社会福祉協議会、シルバー人材センターなどの事務所機能を備えた複合型施設。商業施設だった建物を改修して利用している。指定緊急避難所にもなっており今回の台風19号でも一時避難所として開所した。

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