長野建 裾花ダム・奥裾花ダム再生計画

日付:2018年07月13日 | カテゴリ:行政/計画

堆砂対策など2カ年で検討・策定
 長野建設事務所・裾花ダム管理事務所は、計画を上回るスピードで堆砂が進行している県営の裾花ダムと奥裾花ダムの「ダム再生計画」を今年度から2カ年で策定し、堆砂対策や施設能力の維持・拡大などの検討を進める。
 計画策定は、有識者による技術委員会を設置し、浚渫や土砂排出バイパストンネル、重力式ダムの嵩上など多角的に最適策を探り来年度の出来るだけ早い時期にまとめたい意向。
 再生計画の策定業務(期間約18カ月、債務負担行為設定予定)は8月頃の公告を見込む。関連する湖底内の堆砂状況を調べる地質調査業務(ボーリング等)2件は7月下旬に公告、今後の堆積予測や将来対策をシミュレーションする解析等業務も引き続き発注する。
 洪水調節、上水道、発電の多目的利用の2ダム(長野市)は、裾花ダム(堤高・堤頂長:83m・211m)は1969年完成の総貯水容量1500万m3、洪水調節流量660m3/sのアーチ式コンクリートダム。土砂堆砂状況は、容量500万m3(想定100年)に対し既に543万7000m3・109%。奥裾花ダム(堤高・堤頂長:59m・170m)は1980年完成の総貯水容量540万m3、洪水調節流量220m3/sの重力式コンクリートダム。土砂堆砂状況は、容量210万m3(想定100年)に対し既に288万4000m3・137%。ダム管理事務所では「上流部では過去に河道を塞ぐ災害なども発生。10年後に完成した上流ダムが堆砂を受け止めている形」と話す。
 裾花ダムでは、昨年8月の豪雨で常用洪水吐ゲートの1つが流入土砂・流木等で開閉不能となり復旧作業を実施。今年度に災害復旧工事(復旧延長L4007m、堆砂排除工14万2300m3、工期2019年11月18日)を発注し、北野建設(6億1616.1万円)の施工が6月議会で承認された。

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